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風邪をひいた時、コレを飲めば必ず治る!という特効薬はありません。
風邪のウィルスをやっつける特効薬はいまだに開発されていせん。
いちばんいい治療法は、症状をやわらげる薬を利用しつつ、
自分の身体がウィルスに打ち勝つような環境・状況をつくること。そして、
日頃から免疫力を高め、風邪にかかりにくい身体をつくることが大切です。
 
風邪は ひき始めに治すのがいちばん 。
家庭療法で治療しましょう。これが実は確実な治療法なのです。
 
身体を温めて部屋を暖かくし、かつ若干の湿気を持たせてたっぷりゆっくりと寝ましょう。
身体を温めると気道の粘液の分泌が多くなり、異物を排除する機構が活発にはたらき、
そのためウィルスなどの病原体が粘膜と接触している時間が短くなり、細胞が破壊から
逃れる率が多くなります。風邪の初期なら二日間くらい、早く寝て暖かくしていれば大丈夫。
これだけで、回復する人も多くいらっしゃるはずです。
部屋の環境
温 度
冬なら20〜25度
湿 度
加湿器などを使い、60%〜80%に保つ
 
身体を温めるたべものを食べ、細胞の抵抗力を高める ビタミンA・Cを多く含むものを
積極的に摂るようにしましょう。
ビタミンCにはウィルスの感染を防ごうとする身体のはたらきを強める作用があります。
また、ウィルスが破壊した細胞や組織を回復したり、薬の副作用の防止にも役に立ちます。
ビタミンCは風邪を予防するだけでなく、ひき始めから回復まで効果があるのです。また、
タンパク質が少ないと抵抗力が弱り、副鼻腔の炎症も起きやすいので、タンパク質をとる
ようにしましょう。
ビタミンCを多く含む食品
果 物
イチゴ・レモン・柿・かんきつ類
野 菜
ブロッコリー・とうがらし・ピーマン・大根・ホウレンソウ・
カリフラワー・サヤエンドウ・キャベツ・サツマイモ
 
 お試しください!
【のどに良い!大根あめ】
せきが出る時に。皮つきのまま1cm角に切った大根を、はちみつとビンに入れる。
ケチらないで、大根がつかるほど入れよう!2日ほど後、大根が浮いて来たら、
上澄みをそのまま、あるいはお湯に溶かして飲む。ビタミン・ミネラルが摂れるので、
風邪でない時もおススメ。
 
 
 
【日本伝統の万能薬・梅干し】
梅干しと黒砂糖かしょうがを湯飲みに入れ、熱いお湯を注いで飲む。もしくは、
焼いた梅干しを食べるなどもある。