項目 |
基準値 |
内容 |
BMI |
18.1以上、22.0未満 |
肥満の程度を表す。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMIの標準は「22」
(やせ≦18.5 肥満≧25 ) |
腹囲 |
男性:85cm未満
女性:90cm未満
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腹囲は内臓脂肪が蓄積しているかどうかの目安になります。男性:85cm以上、女性90cm以上は、CT検査(腹囲の断面図)での内臓脂肪面積100cu以上に相当し、動脈硬化が進行している可能性があると考えられます。 |
血圧 |
最高血圧 140mmHg未満
最低血圧 90mmHg未満 |
高血圧から起こる合併症として「脳卒中」「心筋梗塞」「腎不全」があげられます。気がつかない間に進行するので、定期的に血圧を測り、高い値が続くようなら医師に相談しましょう。 |
腎
機
能 |
尿蛋白 |
(−) |
腎臓や尿路系に異常があると尿蛋白がでます。健康な人でも発熱や疲れで一時的に陽性が出ることがありますが、年の為再検査を受けておきましょう。糖尿病がある場合、合併症の可能性が高いので必ず医師に相談してください。 |
糖
代
謝 |
尿糖
血糖
HbA1c(NGSP) |
(−)
空腹時 110mg/dl未満 食後2時間未満130mg/dl未満
5.6%未満 |
「尿糖」「血糖」は糖尿病発見の指標になります。ただし、健康な人でも食事・ストレス・妊娠の他、腎性糖尿といって先天的に糖が出やすい体質の人もいます。
「HbA1c」は過去1〜2ヶ月の平均値が分かります。直近の食事の影響が少なく、血糖値のコントロール状況がわかります。 |
貧
血 |
赤血球数
ヘモグロビン
(血色素量)
| 男:400万〜570万/μl
女:370万〜500万/μl
男:13.5〜18.0g/dl
女:12.0〜15.0g/dl
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「貧血」とは血液中の赤血球の数、またはヘモグロビン(血色素)の量
が減少している状態をいいます。赤血球の中に含まれるヘモグロビンは、身体組織に酸素を運ぶ大切な役割があります。「貧血」の原因は鉄分の不足、骨髄の働きが悪く血液を作らない、あるいは身体のどこからか出血していることが考えられます。 |
脂
質 |
LDL-コレステロール
(LDL-C)
中性脂肪
(T-G)
HDL-コレステロール
(HDL-C)
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70〜120mg/dl
150mg/dl未満
40mg/dl以上 |
血液中のコレステロールと中性脂肪値が高くなると、動脈硬化を促して心臓病や脳血管疾患にかかりやすくなります。コレステロールには善玉
と悪玉があり、善玉(HDL-コレステロール)は、動脈硬化の進行を抑える働きがあります。悪玉(LDL-コレステロール)は、コレステロールを運搬する働きをしますが、血液中にその量が多くなると血管壁に沈着して、動脈硬化を促進します。中性脂肪・悪玉コレステロールは食べ過ぎ飲み過ぎ、運動不足によって増え、動脈硬化を促進させます。 |
肝
機
能 |
GOT
GPT
γ-GTP |
40IU/l未満
45IU/l未満
70IU/l未満 |
肝臓の機能を測る検査です。肝臓は沈黙の臓器と言われ、自覚症状が出にくく、健康診断で初めて肝臓の障害を指摘される人も多くみられます。 |
胸部X線 |
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レントゲン写真によって左右の肺や気管、心臓、大動脈などの病気がわかります。 |
心電図 |
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不整脈、心筋症、心肥大等の発見に有効です。 |
胃がん検診 |
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バリウムを飲むことで、胃及び食堂や十二指腸を写します。臓器の形の変化や異常(炎症や潰瘍など)がわかります。 |
大腸がん検診 |
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便潜血反応で肉眼で気づかない出血を発見します。大腸や直腸のポリープやがんの発見に有効です。 |
子宮(頚)がん検診
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診察(問診・視診・内診)と細胞診を行い、子宮頚部がんの有無、子宮周囲・卵巣などの腫瘤の有無や状態を調べます。 |
乳がん検診
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視触診・マンモグラフィ・超音波の検査で乳腺内の病変の有無を調べます。年齢に応じた検査を選択することで効果的に発見できます。 |