【健口(けんこう)ワールド宣言】・・・  

正しい歯みがき

虫歯は歯の病気。歯周病は歯を支える歯ぐきの病気です。
これらを予防するには、毎日の歯みがきがとても大切です。
あなたの磨き方は、あなたの歯にあった正しい磨き方になっているでしょうか。
改めて、正しい磨き方を確認してみましょう。

■ポイント!

1.歯ブラシはエンピツもちで

軽く持ちましょう。
5本の指で握ると、力が入りすぎ歯や歯茎を傷めてしまいます。

2.ブラシのサイズは、大きすぎず前歯2本分が理想。

やや小さいサイズが磨きやすく理想的です。
取替えは、1ヶ月に1本が目安。

3.歯磨き粉は、少量でOK。

歯磨き粉が多いと泡立ちがよすぎて爽快感が増すため、隅々まで磨くことがおろそかになりがちです。
鏡を見ながら歯ブラシが歯に当たっているか確認しましょう。

4.寝る前の歯みがきは、念入りにしましょう。

就寝中は唾液の分泌量が減る為、食べかすが残っていると、細菌が繁殖しやすくなります。

■歯の磨き方

【磨く順番】

図の①〜④の順番で磨くと磨き残しが少なくなります。
歯ブラシが歯茎に触れても痛くないくらいの力で磨きましょう。
磨く力が強いと、歯と歯茎を傷めてしまいます。

【磨き方】一本一本丁寧に磨きましょう。

歯の表面 歯の裏側
歯ブラシの毛先を歯に直角にあて、軽い力で小刻みに動かします。歯の内側は、45度にあてます。
歯ブラシを縦にして、歯ブラシの角を歯肉との境目に当て、一本ずつ磨く前歯の裏側は、歯ブラシのつま先やかかとを使います。
歯ブラシの毛先を歯肉の境目に向けて、45度の角度にあて、軽い力で小刻みに動かします。

大切な歯と歯茎の健康を守る為に。

●便利な口腔ケアグッズを活用ください。

電動歯ブラシは細かな振動で、すばやく汚れが落とせる優れもの。
ただし、歯ブラシの当て方が正しくなければ効果は期待できません。
また歯ブラシだけでは落とせない汚れは、歯間ブラシやデンタルフロスを使いましょう。

●定期的に歯科健診を。

「歯のメンテナンス」を受ける気持ちで、年に1回の受診をおススメします。
歯垢が固まった歯石は、自分で落とすことができません。 歯科医院で除去してもらいましょう。