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2013年8月
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8020(ハチマルニマル)運動とは・・・ | ||
いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。 | ||
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している | ||
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上 | ||
の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。 | ||
そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを | ||
込めてこの運動が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるため | ||
には、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで | ||
健康な歯を保つことが大切です。 | ||
ぜひ「8020(ハチマルニマル)」を目指してください。 | ||
何故?20本 | |
20は「自分の歯で食べられる」ために必要な歯の数を意味します。 | |
今までに行われた歯の本数と食品を噛む(咀嚼)能力に関する調査 | |
によれば、だいたい20本以上の歯が残っていれば、硬い食品でもほ | |
ぼ満足に噛めることが科学的に明らかになっています。図1は、その | |
代表的な調査結果で(平成16年国民健康・栄養調査)で、どの性・ | |
年齢層でも、自分の歯が20本以上残っている人の咀嚼状況は良好 | |
であることがわかります。 | |
8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4〜 | |
5本)でしたが、厚生労働省の調査(2005年(平成17年)(歯科 | |
疾患実態調査)によると、80歳〜84歳の8020達成率は21.1 | |
%で、85歳以上だと8.3%にまで伸びてきています。また、厚生 | |
労働省の「健康日本21」では中間目標として8020達成率20% | |
を掲げましたが、2007年(平成19年)に出された中間報告では、 | |
それを上回る25%を達成しました。(健康日本21中間報告) | |
今から、歯の健康づくりを心がけ、8020を達成しましょう! | |
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噛む回数 | |
左グラフは、弥生時代から現代までの1回での食事で噛む回数 | ||
をを比較したものです。 | ||
弥生時代の噛む回数は、現代の約6.5倍です。食べ物が固 | ||
くどうしても噛む回数が多くなったと考えられます。 | ||
振り返って現代は、食べ物が相対的に柔らかくなり、噛む回数 | ||
が戦前と比較しても半分以下になっています。噛むことは非常 | ||
に大切で、体に良い効果があります。噛むことにより、殺菌力 | ||
のある唾液の分泌が促進されることにより、細菌感染を防いだ | ||
り、また、ヒスタミンという物質が分泌され、満腹中枢を刺激し、 | ||
ダイエットにも効果があります。 | ||
健保だより8月発行号には、噛みごたえのあるレシピを掲載して | ||
います。是非、ご覧ください。 | ||