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答えA.朝です! 果物の主な栄養素は吸収の早い糖質(果糖)です。糖質は活動のエネルギー源となりますが、体内に貯蔵できる量が少ない栄養素です。脳は糖質しかエネルギー源として使うことができないので、朝の体には糖質が必要です。このとき、果物を食べると果物の糖質はすばやく吸収され体を目覚めさせてくれます。また、果物は水分やビタミンCや食物繊維などが含まれています。寝ている間に発汗している朝の体の水分補給や食物繊維をとることで排便を促す効果も期待できるため、果物の効果を得るベストなタイミングは朝といえます。 夜の果物に関しては、果物に含まれている果糖は中性脂肪になりやすいとされていますので活動量が減る夜の摂取は要注意です。 《1日摂取の目安量》1日200g程度!!(摂取量にも注意して健康的に食べましょう!)みかん(中)2個、りんご1個、グレープフルーツ1個、イチゴ12粒、キウイ2個
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果物はビタミン・ミネラルたっぷりで1日1回(200g程度)は食べてもらいたい食品です。ただ、食べるタイミングで体への影響が変わります。

夕食後に果物を食べる習慣がある方は、朝食に食べてみてはどうでしょうか。朝時間のない方は、昼食や間食として食べてもらってもよいですね。


【知ってる?!夜遅い食事は太る?】★食べたエネルギーが消費されない。
食べてすぐに寝てしまうから、エネルギーが消費されないで蓄積されてしまう。
★午後10以降は脂肪を蓄積する時間帯です。 体内時計が正常に働くように調整しているたんぱく質に、脂肪を体内に溜める働きがあることがわかりました。このたんぱく質は午後10時から急激に増えて午前2時〜4時がピークとなります。ということで、午後10時以降は脂肪を溜め込みやすい状態になっているので「夜遅い食事は太る」のです。
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昔から「夜食は太る」と言われていましたが、最近は、いろいろな研究のなかで脂肪を蓄積しやすい時間があるということがわかってきました。これからは「何を食べるか」だけでなく「いつどう食べるか」ということも意識していきたいですね。


【他にもあります!“効果的な食事のタイミング”】★カルシウムは夕方以降が効果的 骨は夜に作られます。そのことから、カルシウムは夕方以降に摂るのがベストです。しかし、乳製品には脂質も多く、夜に脂質の多い食品を食べるとコレステロールの上昇や体脂肪を蓄積しやすくするので、夜に乳製品を摂る場合は低脂肪のものを選ぶことをお勧めします。また、乳製品だけでなく、豆腐などの大豆製品や、海藻、小魚や青菜などを夕食に取り入れ上手にカルシウムを摂りましょう! ★塩分制限は朝食昼食時にしっかり行いましょう 尿に排出される食塩は夜の方が多いため、朝食と昼食は塩分制限をしっかり行い、夕方はある程度緩めて食事を楽しむという方法もあります。 ★甘いお菓子は昼食のデザートで! 糖質の多いお菓子は食後の血糖値を上げやすいので、どうしても食べたい場合は空腹時より昼食後のデザートで食べるほうが良いです。 ★夕食を減らして朝食を多めに! 1日同じエネルギーを摂った場合、夕食で多く食べると太るということも研究されています。夕食のボリュームをおとしてその分朝食をしっかり食べましょう! ★規則正しく食べましょう! 昼夜関係なく1日だらだら食べた場合コレステロールを増加させます。夜遅い食事は控えできるだけ決まった時間に食事するように心がけましょう!

【まめ知識】《時間栄養学と体内時計》
 時間栄養学とは、体内時計が刻む体のリズムと栄養素の関係を解き明かして健康づくりに役立てるものです。
人間の体は昼夜の変化にあわせて活動するためにホルモンの分泌や体温、細胞の活動などをコントロールする体内時計を持っています。体内時計は全身に存在し、中心となって働く主時計は視交差上核に存在します。大脳皮質や海馬などの脳時計、肝臓や心臓などの末梢時計が主時計の支持のもと体のリズムを作っているのです。体内時計による正しい生活リズムの維持が健康と心身の活動に不可欠であるとされています。 体内時計のしくみ 1日は24時間ですが、私たちの体の体内時計が24.5時間です。1日に0.5時間のずれが生じます。このズレを修正してリズムをとるのが体内時計です。“朝の光”→視交差上核→大脳皮質→肝臓などの臓器へ影響
“食事”→肝臓などの臓器→大脳皮質へ影響
朝の光と食事でズレを修正して体のリズムを整えます。
【健康に過ごすために! 体内時計のリズムを整えましょう!】「早寝、早起き、朝ごはん」明るいうちに活動して、規則正しい時間に食事を摂り、夜はしっかり寝るのが最も有効です。しかし、これがなかなか難しいですよね。せめてできるだけ早起きを心がけて朝の光で体内時計をリセットして、朝ごはんで末梢臓器などの体内時計をリセットして体のリズムを整えましょう! 「朝食」に関してはコチラを参照してください。
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体内のリズムがくずれてくると、睡眠にも影響があるといわれています。心身ともに健康に過ごすためにも「早寝・早起き・朝ごはん」を意識したいものですね。


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あなたの「腹時計」は正確ですか。食事との関連が強いことから体内時計は「腹時計」とも言われています。 ただ規則正しい生活を送らないといけないと思うだけなく、体の中の声に耳を傾けて自分のリズムを知ることも大切です。体内のリズムを整え「いつ、どう食べるか」を意識することで心身ともに健康な体を作っていきましょう!

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